2018.12.21

【満月レポート】12月23日 02:49 蟹座

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12月23日02:49蟹座のハウスで満月です。

ちょうど、こぐま座流星群の極大ですが、満月で空が明るいため見えづらそうですね。

さて、今年最後の満月。陰極まる22日の冬至を経てこれから少しずつ陽が戻ってくるタイミングで翌日が満月、そしてクリスマスイブへと繋がる感じが個人的には《再誕生》とか《まっさらな気持ちで》みたいな感じがします。

来年のことも思い巡らしつつ過ごすのにもいいですね。

蟹座のキーワード
「想像力」「共感」「気配り上手」「寛容さ」「絆」
「不安感」「心配性」「過保護」「愚痴っぽい」

月が支配星の蟹座で起きる満月。

中には浄化を強く感じる方もいるでしょうし、気分が不安定だったり感情のアップダウンが強かったりもするかもしれません。

一方で、月だけでなく木星が射手座、土星が山羊座、海王星が魚座・・・とそれぞれの天体のホームグラウンドに。
この満月のタイミングでは《自分らしくいられる居場所の再確認》に何かしらの力が働くかもしれません。

今年は何が本当に好きか・嫌いか。
何が信じられて・何が信じられないのか。
自分にっとって落ち着ける場所や状況、人について考えた方もいたと思います。

「ありのままの自分で」とは言いますが、「ありのまま」というのがいつまでも同じなわけでも無いですよね。
中には、「ありのままの自分」だと思っていたのは、《ありのままの》を意識してきた自分とはだいぶ違ってきていたりするかもしれません。

《一周回って自分のありのまま落ち着ける居場所はやっぱりここだった》
というような感覚ってあります。

でも、一周回ってきても、最初のフェーズと同じ場所では無くて、違うフェーズの同じ場所・・・みたいな。
上から見ると同じ位置でも、横から見ると一段上がってるね〜という。

何も変わっていないのでは無いし、しかし変わっていないようにも見える。
土台のあり方が変わっているので実は表面上の変化よりもっと深くてしっかりした変化なんですね。

この新月では「自分の居場所（物質的なこと、非物質的なことひっくるめて）」そんなことを考えてみるのをお勧めします。

易でいうと「地山謙（ちさんけん）」
この卦は謙虚とか謙遜、控えめであるという意味があります。
謙虚ということは、その前に奢りとか、打算とか・・・そういう事があって、「欲をかいちゃいけませんよ」という雰囲気があります。
もちろんそれもそうなのですが、謙虚になりすぎて自滅することってありませんか？

周りに対して謙虚しすぎて自分にあるものを出さないのは、実はかえって傲慢にもなり得ます。
本来やるべきことをせずに隠れていてもよろしくないのです。
同時に、できないことを無理して出来るようにするのも違うかもしれない。

これは自分の器としてのあり方に関係するようなもので、
今ある状況の中で、あなたがその状態を柔軟性を持って受け取り、
限界を受け止めたり、認めたりしつつ、
その上で自分を満ち足りたものにしていくことに関係します。

信じられるもの、機能するもの、好きなものの裏には、
信じられないもの、機能しないもの、嫌いなものが出てきます。

何は無くともただただ自分として本来あるべき感じ、
落ち着ける状態、満ち足りている状態であれば、
目の前に広げられたものがどうであれ、《あぁ、そういうことね》で次の場面にいくのです。

そこにはそこはかとなく『愛』が流れていると思います。

そういう時って、誰といようが、それがどんなに自分と価値観が違っていようが、
意見が合わないなと感じようが、
力を込めて『これが自分だ！！ほら！！』と主張することもなくなります。

この感覚が、今回お伝えしたい《居場所》です。
要領よく振る舞える感じとも言えますね。

繋がりを感じることで居場所を作る時もあれば
繋がりがなくても満ち足りた状態にして居場所を作れる時もある。

これは物理的な場所ではなく、あなたのあなたとしてのびのびできるあり方のことなのです。

そこにのびのびいられたら、無駄に謙虚になりすぎるでもなく、ただすべきことを怠らずに従事できるでしょう。

見ての通り白いオープンセンターがとても多いです。
スピリチュアルな領域では《自分としてかくありなん》というものを強くサポートしていて、表面的にはとても柔軟性がある状態と言えるでしょう。

これはともすれば、目に見えないものを信じられない人で、
決定権が他人軸だったり、心がグラつきやすい人にとって不安要素が強くなりやすい流れです。

しかしここで『自分としての器』が試されるでしょう。

青で囲ったチャンネルは、エネルギーの流れのアップダウンが激しくて、突然やる気が出たり出なかったりするようなものです。
たとえば、突然気分が暗くなったり、やる気が出なくなったりすることもあるでしょう。
そういう時に「どうしてできないんだろう？」とか自分を責めたりするのではなく、
「そんな日もあるよね」と、自分を攻撃するのをやめて大切にして欲しいのです。

暗くなったりやる気が出なくなったりしたことで自分を責めたり、
理由を他の誰かの気分のせいにしたり、
天気や時間のせいにしたりするのではなく、
ただ、そういうこともあるよね〜でいいのです。

自分の限界を受け止めた時、それが新しい可能性の芽が出る時でもあると信じましょう。

執筆／文責

Noble Sciences®Japan 代表
アルカディア、ガイア・フェニックス代表
武川mischa郁子

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